レイアウトを美しく見せる整列

文章や図版の位置がきれいにそろっているほど、レイアウトは美しく整って見えます。

  • 整列でラインを感じさせる

写真や文章などが入り込んだレイアウトも意識して整列させるだけで、見違えるようにすっきりとします。整列とは、上下や左右の端、また中央をそろえることを言います。

例えば、タイトルと見出し、本文がそろっていないと、雑然として幼稚な印象になります。左端で揃えたり、中央で揃えたりするだけできちんとしたレイアウトに見えます。前述の「近接と遠隔」とともに、整列は全体の統一感を保ち、プロの仕事らしく見せるための万能の手法です。レイアウトの基本でもあります。そろえる場所は一か所だけでなく、そろえられる部分はなるべく揃えるようにしましょう。

一番簡単なのは、テキストや図版を版面の端にそろえることです。すると、上下左右が自然に整列し、目に見えない版面の長方形を感じさせるようになります。このような架空の長方形や直線が見える場所が多いほど、レイアウトは整った印象になります。

  • そろえる場所を作り出す

同じような位置にあってそろえられそうなところをそろえるのはもちろんですが、一見そろえなくてよさそうなものも意図的に揃えられればさらに上級者といえます。例えば、離れた位置にあるものであっても、そろえられそうなものは揃えます。また

文章でも改行位置やサイズ、文字間などを調整して、両端をそろえる場合もあります。

揃える位置は複数あっても構いません。また、斜めのラインや曲線などの変則的な揃え方も場合によっては有効です。整列は実際の線を書くことなく、レイアウトの中にラインを形成して、洗練されたレイアウトにする技術といえます。

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