グループを示す近接と遠隔

関連性の強いものを近くに配置すると、それらが一つのグループとして見えます。内容をいくつかにグループ分けすることで、見やすいレイアウトになります。

  • 近接でグループを作る

「近接」というと、少し難しそうに感じますが、単純に近くに置くという意味です。写真とキャプション、小見出しと本文、表とタイトルなど、関連性のある要素を近くに配置してグルーピングを示すのは、基本的な近接のテクニックです。

階層のある複雑なグルーピングでも例えば一つの写真とキャプションを最小のグループとすると、同じ商品の写真とキャプションをいくつかまとめたものが少し大きいグループに写真のグループを商品名や説明の文章、使用などとまとめたものがさらに大きなグループになります。このように、何をより近接させてグループを作るかはレイアウトを考えるうえで重要なポイントです。上手にグルーピングされていないレイアウトはぱっと見た時に情報が伝わりにくい場合が出てきます。

  • 遠隔でグループを分ける

近接と同時に近接をより強調するために行うのが遠隔という手法です。グループ分けのためには、他のグループとの境目をわかりやすくする必要があります。距離を話して余白を大きめにとるのが一番シンプルな方法です。距離のほかにも罫線や囲みで区切ったり、背景を色分けしたりする方法があります。

ただし、異なるグループだからと言って全く違う扱いにすると、全体の統一感が失われます。最終的に一番大きなグループは一冊の本、または一枚のチラシ、といった制作物全体です。これらの全体の統一感を保ちつつ、近接と遠隔で内容をグループ構造をわかりやすく示すことで内容がすっきりと伝わるレイアウトになります。

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