図版率

  • 図版の割合を占める図版率

紙面を構成する要素の中で図版が占める割合を図版率といいます。図版と文字では伝えられる内容が異なります。

  • 図版率とは

紙面を構成する要素はテキストのほかに、写真、イラスト、グラフ、チャートなどがあります。図版という言葉の定義は時と場合によって異なりますが、ここではテキスト以外の要素すべてを指して図版と呼ぶことにします。

図版率とは文字通り、紙面の中で図版が占める面積の割合です。数値で何割といういい方はしませんが、図版の多いレイアウトを「図版率が高い」少ないものを「図版率が低い」と表現します。一般に図版率が高いほど華やかで、イメージ性を重視した印象を与えます。図版率が低いほど堅実で、情報伝達を重視した印象を与えます。

  • 図版で伝わるものと文字で伝わるもの

図版は直観的に内容を伝えるのに向いています。色や形を伝えるときは、文章で説明するよりも、イラストや写真を使ったほうが簡単にイメージが伝わります。また数値の変化や作業の流れなどもグラフやチャートにしたほうが、一目瞭然です。

しかし、図版だけでは掘り下げたところまでは表現できませんから、伝えられる内容には限界があります。ある事象に関するレポートや詳しい知識の解説、またエッセイや小説といった運小そのものの面白さを楽しむ内容なら、図版率の低いレイアウトが向いています。

このように図版で伝えるのに向いている情報、文章で伝えるのに向いている情報があり、内容によって図版率にも影響します。

図版率の高い例としては、図鑑やグラフ誌、ファッション誌などがあります。情報誌や週刊誌は、文章と図版がほぼ等しい割合で使われていて、図版率は中間程度。小説などは図版率が低い代表的な例といえます。

Comments are closed.