躍動感のあるレイアウト

  • 躍動感のあるレイアウトにしたい

型にはまったレイアウトでは躍動感を感じさせることはできません。ジャンプ率を高くしたり、角度を変えるなど、紙面全体に動きを加えましょう。

  • ばらつかせてまとめあげる

躍動感とは文字通り飛び跳ねるような生き生きとした快活な様子を表します。子供を表現したり、子供向けの媒体などでは躍動感を表現することが多くあります。

手法としては、要素をあえて不揃いに配置したり、大小の差をつけたり、色相を大幅に変化させたカラフルな配色にしたり、紙面の中で要素をあらゆる方法でばらつかせます。しかし、ただ要素をランダムに配置するのではなく、型破りに見えると同時に全体のまとまりやバランスをたもつことが大切です。ばらつかせながらまとめあげるという、矛盾のある舵取りを行うことが躍動感のあるレイアウトの本質といえます。

  • サイズを自由に

切り抜き写真を多用し、それぞれの写真のサイズも実物の比率にとらわれずに拡大・縮小して置き方も角度を様々に変えたりすることで、躍動感を表現できます。実際にはあり得ない状況を提示し、空間や重力の意識から自由になることで、視線が方向性を持たず、紙面の様々な場所へと動き回る。その動きが躍動感へとつながるわけです。写真も裁ち落としで配置するなど、紙面の枠にとらわれないレイアウトを目指しましょう。

ただし、このようなレイアウトではテキストだけは水平・垂直を守って配置するなどして、ばらつかせたビジュアルを落ち着かせる必要もあります。全体の構図にも三角構図などの安定感を感じる構図を取り入れ、一見は無秩序に見えてもまとまりがあるレイアウトにします。

  • カラフルな配色を使う

躍動感の表現には配色も重要な要素です。類似色相でまとめると落ち着きすぎてしまうので、異なる色相の色を選びながら配色するとよいでしょう。ただし、色相・明度・彩度のすべてがバラバラの色を使うと無秩序になりますから、明度は中程度からやや明るめ、彩度は少し高めのトーンで揃えます。

これらの色を様々な場所に点在させたり、色面自体を装飾的要素として使用します。様々なサイズの円をビビッド~ライトな色で配色して、紙面のにぎやかさを演出しています。バランスが偏らないように注意しながら配置するのがポイントです。

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