文字と行間

文字の組み方によるイメージの変化

文字は1文字だけで扱うことは少なく、単語や文、段落という塊で扱います。その際に文字同士、または行同士の距離感がよい安さや印象を大きく左右します。

  • ベタ組み・ツメ組み・アケ組み

日本語の文章は縦や横に組むため、和文フォントは仮想ボディと呼ばれる正方形に収まるように設計されます。仮想ボディの縁まで文字があるとくっついてしまうので、字面という少し小さな正方形の中に文字が収まっています。

仮想ボディがぴったりくっついた状態をベタ組みといい、ベタ組みでは漢字や仮名の間に不規則な空間ができます。文字によって字面の幅が異なるためです。漢字や仮名の形に合わせて字間を狭めるのがツメ組みです。字間を広くとった組み方はアケ組みといい、ゆったりとした印象になります。ベタ組みは標準的で、ツメ組みは塊としての印象が強くなります。

  • 行長・行間・行揃え

複数の行がある場合は、字間だけでなく、行長(行の長さ)や行間(行の間の距離)も大切です。行長は長すぎても短すぎても読みにくくなり、行間が狭すぎると行を間違えやすく広すぎると次行が見つけにくくなります。フォントサイズも行長や行間に影響します。

サイズが小さいと1行に入る文字数が多くなり、行間は狭いほうが読みやすくなります。大きいサイズでは文字数がすくなり、行間が広めになります。複数の行を一つの方前伊に見せながら、行ごとの感覚を適正にすることが需要です。

業の揃え方にもいくつか種類があります。行の先頭で揃えるものを「行頭揃え」ボックスに収まるように行長をそろえるものを「箱組み」と呼び、どちらも標準的な印象です。長い文章には向きませんが、行長の中心や行末で揃えることもあります。

Comments are closed.