トーン

  • 色の三属性で考える配色②

音の調子をトーンと呼ぶのと同様に、色の調子もトーンといいます。トーンは明度と彩度を合わせた考え方で、トーンをそろえることで色がまとまります。

  • トーン

色の見た目の印象は明度と彩度で決まります。これをトーンといい、異なる色相でもトーンがそろっていれば色の印象は同じ言葉で言い表せます。例えば明度が高く、彩度が低い色は、淡い、や、柔らかい、明度と彩度がともに低い色は、鈍い、や、暗い、といった印象になります。このように同じトーンに属していれば、色相が違っていても共通のイメージを持ちます。トーンの印象は感情に結びつきやすく、それが前面に出てくるのが特徴です。

トーンの印象をもとに配色を考えると、色選びがスムーズに行えます。トーンを示す「ビビッド(鮮やか)」や「ライト(軽い)」などの言葉は色の調子を表す際によく使うので覚えておきましょう。

  • トーンで考える配色方法

同一のトーンの中で色を組み合わせる方法は、トーン配色の一つです。同一トーンの配色では注意しないとメリハリが失われがちです。同じトーンでも黄は明るく、青は暗いというように、色相によって明度が異なります。このような色相の違いで明度差を作ることで、配色にメリハリを生み出します。

このほかに複数のトーンを組み合わせた配色もあります。類似するトーンでまとめて色相を自由に選んだり、明度差のあるトーンから色相をそろえて組み合わせたりします。トーン差のある配色はトーン・オン・トーンとも言います。

配色において色相が大きく異なる組み合わせではトーンをそろえ、トーンが大きく異なる組み合わせでは色相をそろえると色選びの迷いがすくなくなります。

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